株式 · 東証プライム
野村ホールディングスの株を買うべきか?
証券・投資銀行・資産運用を手がける日本最大の金融グループ。2025年3月期 は純利益が前年比2倍超に急回復し、デジタル資産分野への展開も進むが、 業績のサイクル性には注意が必要。私たちの評価と購入方法を解説する。
重要ポイント
- 東証プライム:8604。日本最大の証券・投資銀行グループ。
- 2025年3月期は純利益が前年比+105.4%、営業利益は+72.3%と急回復。
- 予想PERは8.6倍、配当利回りは約4.28%と、割安感のある水準にある。
- デジタル資産・暗号資産サービスへの展開が新たな成長機会として注目される。
01私たちのレビュー
野村ホールディングスとは
野村ホールディングスは、証券業務・投資銀行業務・資産運用を手がける 日本最大の金融サービスグループである。2025年3月期の売上高相当の収益 は約1兆8,925億円、営業利益は約4,719億円(+72.3%)、純利益は約3,407億円 (+105.4%)と大幅に回復した(データ確認要)。予想PERは8.6倍、配当利回 りは約4.28%と、金融セクターの中でも割安感のある水準にある。2025年に 就任した奥田健太郎CEOのもとで、証券・投資銀行の伝統的事業に加え、 デジタル資産・暗号資産関連サービスへの展開を進めている点も注目材料 だ。ただし、証券・投資銀行業績は市場環境に左右されやすく、直近の大幅 増益が今後も継続するとは限らない点は理解しておくべきだ。
強み
- 大幅な業績回復: 2025年3月期は純利益が前年比+105.4%と急回復。
- 割安感のあるバリュエーション: 予想PER8.6倍は金融セクターの中でも割安な水準。
- 相応の配当利回り: 約4.28%とインカムゲイン投資家にも訴求する水準。
- デジタル資産分野への展開: 暗号資産関連サービスへの参入が新たな成長機会となり得る。
注意点
- 業績のサイクル性: 証券・投資銀行業務は市場環境に左右されやすく、直近の急回復が継続する保証はない。
- 新規事業の不確実性: デジタル資産分野は規制環境や市場動向が流動的で、収益貢献は未知数。
02銘柄データ
野村ホールディングスの基本情報
ファンダメンタルズは2025年7月5日時点で確認済みです。
04総評
私たちの見解(根拠に基づく)
急回復した金融株、サイクル性を理解した投資が前提
大幅な業績回復と割安感のあるバリュエーション、相応の配当利回りを 兼ね備えた金融株。デジタル資産分野への展開は成長機会だが、証券・投資 銀行業務特有のサイクル性は常に意識しておきたい。
これは分析であり、投資助言ではない。強気の見方: 野村 ホールディングスは2025年3月期に純利益+105.4%という大幅な業績回復を 達成し、予想PER8.6倍という割安感のあるバリュエーションにある。デジタル 資産分野への展開も新たな成長ドライバーとして注目される。
弱気の見方: 証券・投資銀行業務の業績は市場環境や取引 ボリュームに大きく左右されるため、直近の急回復がそのまま続く保証は ない。デジタル資産事業も規制環境が流動的で、収益への貢献は依然として 不確実だ。
私たちの見解: 割安なバリュエーションと業績回復は評価できるが、金融 セクター特有のサイクル性を理解した上で、市況の変化に応じたポジション 管理が重要になる銘柄と考える。恒例どおり、架空の目標株価は掲載しない。
05始め方
野村ホールディングスの株を買う方法
日本市場を取り扱う規制対象ブローカーを通じた2つの方法がある。以下にブローカー 比較を掲載する。
現物
現物株を証券口座で購入する
株式を実際に保有し、証券口座で管理する方法。通常のコストは注文ごとの少額の 手数料で、日本円建てのため為替変換は発生しない。日本の税制上、譲渡益や配当 には原則として20.315%(所得税・復興特別所得税・住民税合計) の税率が適用される(税制は個人の状況により異なるため要確認)。市況サイクル を理解した投資家に適した方法。
CFD(レバレッジ)
CFD(差金決済取引)で取引する
CFDはレバレッジをかけて株価を再現する取引で、利益と損失の両方を拡大 させる。コストはスプレッドとオーバーナイト金利。短期的でリスクを 理解したトレーダー向け。CFD取引を行う個人投資家の多くは損失を出している 点に留意すべきだ。
金融セクターのサイクルを理解した上で、証券口座での現物株購入を検討する のが基本となる。以下で日本株の取引手数料についてブローカーを比較して ほしい。
06実践ガイド
野村ホールディングスを購入する際の実践的なヒント6選
-
業績のサイクル性を理解する
証券・投資銀行業務は市場環境によって業績が大きく変動する点を認識する。
-
デジタル資産事業の進捗を追う
暗号資産関連サービスの収益貢献度を定期的に確認する。
-
配当の持続性を確認する
業績連動的な配当政策のため、決算ごとに配当水準の変化を確認する。
-
割安感を評価材料にする
予想PER8.6倍という水準は、業績回復が続けば見直される可能性がある。
-
税制を確認する
譲渡益・配当には原則20.315%の税率が適用される。口座の種類によって取扱いが異なる。
-
市況変化に応じてポジションを調整する
金融株は市場環境の変化に敏感なため、定期的な見直しが有効。
08どこで投資する
野村ホールディングスの株はどこで買えるか
野村ホールディングスのような日本株には、日本市場を低コストで取り扱う 規制対象ブローカーを選ぶのがよい。以下でブローカーを比較してほしい。
ブローカーを比較する野村ホールディングスの株に関するFAQ
- はい。2025年7月時点の配当利回りは約4.28%となっている。ただし業績連動的な性質があり、証券・投資銀行業績の変動に応じて配当水準も変わり得る。
- 日本の個人投資家の場合、譲渡益・配当には原則として20.315%(所得税・復興特別所得税・住民税合計)の税率が適用される。NISA口座の利用可否や個別の状況によって異なるため、証券会社や税理士に確認することを推奨する。
- 私たちは独自の目標株価を公表しない。架空の数字や偽のアナリストコンセンサスを作ることはしない。参考として、コンセンサス目標株価が概ね1,213円前後と報じられている(HelloSafe.jp調査、2025年7月時点、未検証)。
この銘柄についてHelloBrokersを信頼できる理由
編集チームは完全に独立しています。野村ホールディングスから報酬を受け 取ることはなく、架空の目標株価や偽のアナリストコンセンサスを掲載する こともありません。評価は独自の方法論に基づき、各ページに明示された ブローカーへのリンクが私たちの活動資金源となりますが、それが評価内容 に影響することはありません。
本コンテンツは情報提供のみを目的としており、投資助言、推奨、または勧誘には 該当しません。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。投資には 資本を失うリスクが伴い、CFD取引はそのリスクをさらに高めます。意思決定の前に 独自の分析を行い、必要に応じて専門家に相談することを推奨します。