株式 · 台湾証券取引所(TWSE)

ASUS(エイスース)株は買うべきか?

PC・マザーボード・ゲーミング機器で世界的に高いシェアを持つ台湾の ASUS(ASUSTeK Computer)。AI・ゲーミング需要の追い風を受けつつ、 比較的手堅いバリュエーションと高い配当利回りを両立しています。私たちの 評価、本当のリスク、そして日本からの買い方を解説します。

6.8/10 HelloBrokers評価 詳細を見る

重要ポイント

  • 台湾証券取引所:2357。台湾株のため、日本の証券会社の外国株口座(対応があれば)を通じて購入可能。
  • PC・マザーボード・ゲーミング機器の世界的リーダーで、マザーボード市場では世界トップクラスのシェア。
  • AI・ゲーミング需要を追い風に増収増益。PERは業界内で比較的低水準で、配当利回りは約5.28%と高め。
  • 半導体サプライチェーンの変動リスクと為替リスク(台湾ドル)を抱える。ベータ値は市場平均より低く、値動きは比較的穏やか。
ファンダメンタルズ4.0/5
バリュエーション4.0/5
成長性3.5/5
収益性3.5/5
モメンタム3.5/5

01私たちのレビュー

ASUSを一言で

ASUS(ASUSTeK Computer)は、台湾を拠点とするテクノロジー企業で、 パソコン、マザーボード、ゲーミング機器などを手がけ、特にマザーボード 市場では世界でもトップクラスのシェアを持っています。直近四半期の 売上高は前年比+18%の約1,351億台湾ドルとなり、純利益はアナリスト 予想を上回る約72.2億台湾ドルを計上しました。AI関連需要とゲーミング 市場の拡大が業績を押し上げており、PER(株価収益率)は約12倍と業界内 で比較的手堅い水準にとどまる一方、配当利回りは約5.28%と高めで、 株主還元にも積極的です。ベータ値は0.6〜0.8程度と市場平均より低く、 値動きは比較的穏やかとされています。一方で、半導体を中心としたサプ ライチェーンの変動や為替(台湾ドル)の影響は業績に波及しうるリスク です。全体として、成長性と株主還元のバランスが取れた、比較的手堅い テクノロジー株と位置づけられます。

強み

  • マザーボード市場で世界トップクラス:PC・マザーボード・ゲーミング機器で高い世界シェアを持つ。
  • AI・ゲーミング需要の追い風:直近四半期は前年比+18%の増収と、予想を上回る増益。
  • 比較的手堅いバリュエーション:PERは業界内で低水準にとどまる。
  • 高い配当利回り:約5.28%と、株主還元に積極的な姿勢を示す。
  • 値動きが比較的穏やか:ベータ値が市場平均より低く、ボラティリティは相対的に小さい。

注意点

  • 半導体サプライチェーンリスク:部材調達や供給網の変動が業績に影響しうる。
  • 為替リスク:台湾ドル建て資産のため、円/台湾ドルの変動が円換算後のリターンに影響する。
  • PC市場の循環性:PC・ハードウェア需要は景気サイクルの影響を受けやすい。

02銘柄データ

ASUSの基本情報

国籍 🇹🇼 台湾 本社は台北市。PC・ハードウェアを世界展開。
市場・ティッカー 台湾証券取引所(TWSE):2357 台湾ドル(TWD)建てで取引。日本の証券会社の対応状況を要確認。
会長 Jonney Shih(施崇棠) 共同創業者・会長。業務執行はS.Y. Hsu、Samson Huの共同CEO体制。
セクター テクノロジー・PCハードウェア PC、マザーボード、ゲーミング機器(ROGブランド等)を展開。
時価総額 約4,746億台湾ドル(要確認) 2025年7月時点のスナップショット。更新が必要。
PER 約12.06倍(要確認) 業界内で比較的低水準。決算ごとに更新すべき数値。
配当利回り 約5.28%(要確認) 1株あたり年34.00台湾ドル(要確認)。株主還元に積極的。
売上高(直近四半期) 約1,351億台湾ドル(要確認) 前年同期比+18%。四半期ごとに更新が必要。

ファンダメンタルズは2025年7月4日時点で確認済みです。

03株価

ASUS株の株価は?

以下は当社が確認した時点での台湾ドル建て基準株価です。株価はPC・ ゲーミング機器の需要動向、四半期決算、AI関連需要、そして半導体 サプライチェーンの状況に反応します。数値は更新が必要なスナップ ショットであり、リアルタイムの気配値ではありません。

802.00 TWD ▲ +19.5% 1年
基準日 2026年8月3日
496.00 TWD安値(1年)
810.00 TWD高値(1年)
TWD通貨

日付付きスナップショット(月末終値)であり、リアルタイムの気配値ではありません。 出典:Yahoo Finance.

04総評

私たちの見解と根拠

6.8/10

比較的手堅いバリュエーションの配当株

PC・マザーボード市場での高いシェア、AI・ゲーミング需要の追い風、 そして比較的手堅いバリュエーションと高い配当利回りを兼ね備えた テクノロジー株です。半導体サプライチェーンと為替のリスクを理解した 上で、配当と成長のバランスを求める投資家に向いています。

おすすめな人 配当と比較的手堅いバリュエーションを両立させたテクノロジー株を求める投資家。 おすすめしない人 為替リスクを避けたい投資家、より高い成長率を求める投資家。

これは分析であり、投資助言ではありません。強気の見方: ASUSはマザーボード市場で世界トップクラスのシェアを持ち、AI関連需要 とゲーミング市場の拡大を追い風に、直近四半期は前年比+18%の増収と 予想を上回る増益を達成しました。PERは業界内で比較的低く、配当 利回りは約5.28%と高水準で、株主還元への積極姿勢がうかがえます。

弱気の見方:PC・ハードウェア業界は半導体サプライ チェーンの変動や景気サイクルの影響を受けやすく、需要が鈍化する 局面では業績が下振れするリスクがあります。台湾ドル建て資産で あるため、日本の投資家にとっては為替変動リスクも加わります。

総合すると、ASUSは成長性と株主還元のバランスが取れた、比較的 手堅いテクノロジー株と評価します。半導体サプライチェーンと為替 の動向を踏まえつつ、分散されたポートフォリオの一部として長期 保有を検討する銘柄です。他の銘柄と同様、根拠のない目標株価は 掲載しません。

05始め方

ASUS株の買い方(日本から)

ASUSは台湾企業で、株式(2357)は台湾証券取引所(TWSE)で台湾ドル 建てで取引されています。日本からは、台湾株の取扱いがある証券会社の 外国株口座を通じて購入する方法が一般的です。取扱いがない場合は、 海外の証券会社を利用する選択肢もあります。ブローカー比較は下部に 掲載しています。

現物

外国株口座で現物株を購入する

台湾株の取扱いがある証券会社の外国株口座を通じて、ASUS株を台湾 ドル建てで購入します。典型的なコストは注文ごとの手数料(500円〜 1,000円程度)に加え、円を台湾ドルに交換する為替コストです。配当 にも台湾側での課税が生じる場合があり、日本国内でも課税対象と なりますが、外国税額控除を利用できる場合があります。長期投資家に 適した方法です。

CFD(レバレッジ)

CFD(差金決済取引)で取引する

CFDはレバレッジを使って株価に連動する取引で、利益と損失 の両方を増幅させます。コストはスプレッドとオーバーナイト 金利です。短期でリスクを十分理解しているトレーダー向けであり、 個人のCFD口座の多くは損失を出しています。

多くの投資家にとって、台湾株の取扱いがある証券会社で現物株を購入 するのが最もシンプルな方法です。台湾株の取扱い有無、手数料、為替 コストの観点でブローカーを以下で比較してください。

06実践ガイド

ASUS株を買う際の実践的な6つのアドバイス

  1. 証券会社の取扱いを確認する

    台湾株を取り扱っていない証券会社もあるため、事前に対応状況を確認する。

  2. 為替コストを考慮する

    台湾ドル建て資産のため、円/台湾ドルの為替コストと変動リスクを踏まえる。

  3. 配当と成長のバランスで見る

    配当利回り約5.28%と比較的手堅いPERの組み合わせを評価し、値上がり益だけを狙う銘柄ではないと理解する。

  4. 半導体サプライチェーンを注視する

    部材調達や供給網の変動が業績に影響するため、関連ニュースを追う。

  5. AI・ゲーミング需要の動向を追う

    AI関連需要とゲーミング市場の拡大ペースが今後の成長を左右する。

  6. 分散する

    比較的値動きが穏やかな銘柄であっても、ポートフォリオの一部にとどめ、集中投資は避ける。

08どこで投資する

ASUS株はどこで買う?

ASUS株には、台湾株を取り扱い、為替コストが有利な規制済みの証券 会社を選ぶのがおすすめです。ブローカーを横並びで比較してください。

外国株向けブローカーを比較する

ASUS株に関するFAQ

証券会社によります。台湾株の取扱いがある証券会社の外国株口座を通じて購入できる場合がありますが、取扱いがない証券会社も多いため、事前に確認が必要です。
はい。ASUSは1株あたり年34.00台湾ドル前後(要確認)の配当を出しており、配当利回りは約5.28%(要確認)と比較的高い水準です。数値は決算ごとに更新される点にご留意ください。
私たちは目標株価を公表していません。根拠のない数字や偽のアナリスト・コンセンサスは作りません。信頼できるコンセンサスが存在し、出典と日付を示せる場合はそれを引用しますが、そうでない場合は「持っていない」と明言します。

なぜHelloBrokersを信頼できるのか

私たちは独立した編集チームです。ASUSから対価を受け取ったことはなく、 根拠のない目標株価や偽のアナリスト・コンセンサスを掲載することも ありません。評価は独自のメソドロジーに基づき、各ページに明記された ブローカーへの紹介料が私たちの収益源ですが、それが評価内容を左右する ことは一切ありません。

本コンテンツは情報提供のみを目的としており、投資助言、推奨、または勧誘を 構成するものではありません。過去の実績は将来の成果を保証するものではあり ません。投資には資本を失うリスクが伴い、CFDはそのリスクを増幅させます。 投資を行う前に、自身で調査を行い、専門家の助言を検討してください。

出典

  • ASUSTeK Computer Inc.、決算資料および財務データ(asus.com/investor-relations)。
  • 台湾証券取引所(TWSE) / Yahoo Finance、2357株の基準データ(日付付きスナップショット)。
  • HelloSafe.jp、ASUS株のデータおよび日本からの購入方法に関する記述(日付付きスナップショット)。